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チャプター 36

「まあ、それならいいけど。さっさと服着なさい。先に顔洗ってくる」王迪はようやく軽く鼻を鳴らすと、蘇默默の白い双丘を名残惜しげにもう一度ちらりと見てから、やっと背を向けた。

「ちょっと待って…」ところが王迪が背を向けた瞬間、蘇默默はそう可愛らしく呼び止めた。

「なに?」王迪は不本意そうに振り返ったが、その目はまたしても蘇默默の起伏に釘付けになり、喉が動いて、明らかにこっそり唾を飲み込んでいた。

「服取ってくれない?」

「自分で取れないの?」王迪は素っ気なく言った。

「いやよ、お兄ちゃんに取ってほしいの」蘇默默は小さな唇を尖らせた。

王迪は仕方なく、「わかったよ。どこにあるの?」と口を...