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第三十四章

王迪が個室に入るとすぐに、その女の子は甘えた声で王迪に近づき、「お兄さん」と連呼し始めた。

これから来る若者が将来の自分たちのボスになるかもしれないと考え、張如松は王迪が来る前に、みずみずしい女の子を用意していたのだ。

王迪は大きな手をそっとその女の子のスカートの中に滑り込ませ、下着を軽く引っ張ってみた。女の子の体がピンと張りつめる。どうやらまだ初々しい子のようだ。しかし、柳菲がここにいる以上、王迪は当然無礼な振る舞いはできない!

柳菲にとって、王迪が他の女性と関係を持つことは気にならないが、こういった風俗嬢に手を出すことは許さなかった。

王迪は柳菲ともう二人の男たちを一瞥して言った。...