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チャプター 113

部屋から漏れる嬌声を聞きながら、王迪の胸の内では何かが燃え上がっていた。

全身が熱く火照り、頭はぼうっとして、口の中はカラカラに乾いていた。

王迪が部屋の中を覗き込むと、はっきりと見えた。叔母さんは自分の指を中に入れ、出し入れしている最中だった。

王迪は思わず舌で唇を舐めた。今の彼にとって、叔母さんのあの指になれたらどんなに良いだろうか!

だが次の瞬間、王迪は自分の頬を叩きたい衝動に駆られた。「王迪よ王迪、お前は従兄の嫁が帰ってくるのを待つはずだろう。どうして叔母さんのことを考えて従兄の嫁を忘れてしまうんだ?」そう思うと、全身に電気が走ったような感覚がした。

しかし部屋から大きくなる声を聞きな...