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チャプター 11

今、王迪にじっと見つめられている柳艳は、地面に穴でも開いて潜り込みたいほど恥ずかしかった。

頭の中には先ほど田んぼで二人の間に起きたことが浮かび、今またこんな姿で彼の前に立っている自分に、義姉としての威厳などどこにもないと感じていた。

王迪も、こんな光景に出くわすとは思ってもいなかった。目の前の柳艳は、薄手のネグリジェが体にぴったりと張り付き、豊かな胸の曲線がうっすらと透けて見えていた。

さっき直接見たときよりもさらに魅惑的で、やっと収まったばかりの弟分がまた頭をもたげそうになっていた。

恥ずかしさのあまり柳艳は思わず顔を伏せたが、それがかえって良くなかった。視線を落とした先には、王迪の股...