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409話

「畜生め、またしてもやつを逃がしてしまった」

張輝は拳を握りしめ、心の中で悔しさを噛みしめた。

だが、今はそんなことを考えている場合ではない。

彼は素早く精神を集中させ、ゾンビ武士に向かって突進した。

かなり離れた場所からでも、張輝はこのゾンビ武士から放たれる強烈で鋭い殺気を感じ取っていた。彼が近づく前から、ゾンビ武士は刀を振りかざし、強烈な斬撃の風圧を彼に向けて放ってきた。

張輝は慌てて手術用メスを操り迎え撃ったが、もちろん、そのメスはまったく役に立たず、あっさりと弾き飛ばされてしまった。斬撃の威力は衰えることなく、猛スピードで張輝に襲いかかってきた。...