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403話

張輝は深く息を吸い、目の前に漂う陶酔するような香りを嗅ぎながら顔を上げた。わっ、やはり抜群のスタイルを持つ美女じゃないか。襟元を高々と持ち上げているあの豊かな胸は、まさに雲を突き刺すかのようだ。

その美女は肌が白く無垢で、五官が非常に精巧で、まるで丹念に彫刻されたかのようだった。彼女の真っ赤な唇が微かに浮かび上がり、蛇や蠍のように魅惑的で波打つような笑みを浮かべている。それは人の心を惑わすもので、張輝はこの美女の笑みを鑑賞することが、高級赤ワインを味わうような贅沢な体験だと感じた。

張輝は口元を歪め、悪戯っぽい笑みを浮かべながら、軽く言った。「お嬢さん、どうぞお座りください。ここでは美女を...