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665話

林倩倩は手に持った資料を先頭に立って入口へ向かいながら、後ろにいる李さんに何気なく言った。「李さん、今回は資料をきちんと整理してよ」

李さんは返事をする以外に何も言えなかった。林倩倩の後ろに続きながら、ストッキングとハイヒールを履いたこの女性が歩く度に魅惑的な腰が微かに揺れるのを見て、李さんは自分の朝の反応が少し鈍かったことを感じ、今になって少しずつ反応が出てきていた。

特に階段を上る時、李さんはこんなぴったりしたスカートがあんなにセクシーに丸みを帯びた形を描き出せるとは想像できなかった。その翘々とした形は誘惑的な果実のようで、一見豊満でも丸みを帯びているわけでもなく、ただ十分に上向きで、...