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484話

「大威」という名の男は、相変わらず媚びた声色を保ちながら言った。「上司が楽しければ、どんな遊び方でもいいですよ」

隣の部屋での会話はまだ続いていた。どうやらその大威という部下と彼の上司の二人もかなり酒を飲んでいるらしく、声が抑えきれていないようだった。

一方、李さんと魏琴のほうは、二人とも好奇心がどんどん強くなっていた。

魏琴の小声での誘いに、李さんもそわそわしながら同意し、寝椅子から降りる際も、二人はさっきの体勢のままで、そっと隣の木の板壁へと移動していった。

李さんの手は魏琴の豊満で丸みを帯びた尻を支え、力強い指が柔らかな肉に深く食い込んでいた。魏琴は両手で李さんの首に腕を回し、二...