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442話

李さんのごつごつした大きな手が、魏琴の柔らかく美しい腰に這い上がり、ゆっくりと撫でる間に、その手は抑えきれずに下へと移動していった。

魏琴は両腕を調理台に突いていた。彼女が身に着けていた滑らかな絹のパジャマは、その大きな手の触れる度に、彼女の敏感な感覚をより一層高めていた。魏琴の美しい顔には赤みが差し、魅惑的な瞳は尽きることのない情感で満ちていた。

魏琴がうっとりとした目で前方を見つめる時、官能的な赤い唇をきつく結び、背後にいる粗野な男の手がもたらす感覚を丁寧に味わっていた。彼女は心の中で「悪い人」とつぶやいた。なぜなら、あのごつごつした手が腰から下へ、彼女の太ももをさまよい、すでに彼女の...