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43話

「了解だ！行くぞ！」欧陽は口を大きく開いて笑い、真っ白な歯を見せたが、彼をよく知る者たちは一筋の冷気を感じ取った。

「李兄貴、最上階へ行きましょう」続けて柱子は老李を一瞥し、笑いながら言った。

老李は深く息を吸い込み、頷いて柱子に続いてエレベーターに乗り込んだ。このKTVは全部で五階しかなく、エレベーターはすぐに五階で停止した。

エレベーターのドアが開くと、五階は少し暗く、贅沢な装飾が施されていた。廊下全体が退廃的な雰囲気に満ち、鮮やかな色彩のネオンライトが輝いていた。仲間たちが全員揃うのを待ってから、柱子はようやく手を振り、一団が廊下に押し寄せた。

「お客様方、あなたたち……」一人の従業員が...