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401話

粗い手のひらが自分の身体を這い回るのを感じて、張敏はすぐにそれが老李の大きな手だとわかった。

張敏は唾を一度飲み込んだ。目の前は何も見えず、乱暴な男の下着で覆われていた。おそらくそれゆえに、張敏は自分を欺いて夫の孫建軍と老李の視線を気にしないようにできていた。今夜このような情趣ゲームができなければ、ずるずると先延ばしになってしまうだろうとわかっていた。

さらに恐ろしいことに、張敏は漠然と感じていた。もし自分が本当にこれをしなければ、夫は失望するだろうと。なぜそう確信できるのか自分でもわからなかったが、張敏は自分の感覚が間違うことはめったにないと思っていた。

強引に力を入れ、股間の筋肉を圧...