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372話

一方の浴室からは絶え間なくシャワーの音が聞こえていた。この家の主である孫建軍は、まだ体を洗っているところだった。

すでに泥だらけで跡が残っていたものはきれいに洗い流し、今は単にシャワーの流れを楽しむように立っていた。

孫建軍は今日、表面上は気楽な様子を見せていたが、実際には心が激しく揺れ動いていた。あれほど強烈な刺激と心を抉るような経験をした後、彼はまだ少し呆然として途方に暮れていた。

一年以上も「宦官」のような状態が続き、孫建軍の内心はほとんど焦りで燃え上がりそうだった。しかし今夜の出来事で、彼は男としての逞しさを取り戻したのだ。

だが今の孫建軍が気にしているのは、自分の身体の状態で...