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331話

さっきの一瞬の興奮の頂点が、今でも張敏の心に余韻を残している。この味わいは世界で最も素晴らしいことの一つだろう。

しかし、矜持と面子が、夫の前で張敏を恥じらわせた。彼女は手近にあった老李の服を引っ張り、そっと自分の体を覆い隠した。

この瞬間の張敏は、心を落ち着かせながら、夫の目の前で他の男に弄ばれる羞恥と興奮を受け入れる準備を始めていた。

一方、老李はしばらく言葉を発することができなかった。何か間違ったことを言ってしまうのが怖かったからだ。

「あの、聞きたいんだけど、君はそういう心理があるのかな？スマホで暇つぶしに見たことがあるんだけど、自分の妻が他の男に抱かれるのを見るのが好きな旦那さんが...