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330話

昂然と立ち上がる姿、そこに浮かび上がった青筋、その物はあまりにも黒く、頭部だけがまだ鮮やかな赤色を保っていた。特に先端の突き出た大きな丸い部分は、卵のようで、孫建軍の妻の愛液が付着し、キラキラと輝いていた。

全体が湿り気を帯び、その恐ろしい物に独特の艶を与え、欲望と放縦の気配を漂わせていた。

孫建軍はその物を羨ましく思った。彼も深呼吸を繰り返し、心を落ち着かせようとしていた。彼のショートパンツは、部屋に入ってきた時から今に至るまで、ずっとこのような素晴らしい反応を示していた。孫建軍はこの状態をいつまでも保ちたいと願った。

一年以上も無力で麻痺していたものが、今や血が巡り、使用可能な状態にまで昂...