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323話

「ねえ、リビングに行かない?」張敏は妖艶な目をして囁きながら、手を離すのを惜しむように上下に動かした。

老李は息を荒げながら、ズボンの中の小さな手の心地よさを感じつつ、思わず腰を前に突き出した。「やっぱり小さい寝室の方がいいよ。リビングだと、もし旦那さんが目を覚ましたら、それこそ終わりだからな」

張敏は口元を抑えて色っぽく笑い、老李のモノを握りしめたまま、まるで電気が走るような魅惑の眼差しで目の前の猛々しい男を見つめた。

そして張敏は老李のモノを引っ張るようにして、ゆっくりと斜め向かいのドアへ歩き始めた。部屋に入ると、後に続いた老李がドアを閉めた。

老李は本来、中から鍵をかけようと思っていた。...