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271話

「こんな夜更けに、従兄はとっくに寝てるのに、パジャマなんて着る必要あるの?この前の週だって、刺激を求めて、従兄が管理事務所で当直してる間に、わざわざ彼の寝室でやったじゃない。

あの時のあなたの声、すごく感じてたよね。今度またやってみない?」李強は彼女の腰に手を回し、二人で静かに出ていった。

食器棚の中にいた老李はそこまで聞いて、萎えかけていたものがまた元気を取り戻しそうになった。

続いて寝室のドアが開く音がして、二人がドアを開けた後、声はずっと小さくなった。

李強は従兄の老李が向かいの部屋で寝ていると思っていた。劉珊はさらに演技をしなければならなかった。そうしないと李強に何か変だと気づかれると...