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157話

李さんが考え込んでいる間に、劉珊はすでに李強をベッドの奥へと押しやり、やっと身を起こして、可愛らしい顔に浮かぶ細かい汗を拭った。

こんなに暑い日に、李強を支えて家まで連れ戻したせいで、全身汗だくになっていた。そのうえさっきまで夫の従兄に気づかれないように触れられ、劉珊のホットパンツの最も隠れた部分までもが少し湿ってしまっていた。

劉珊は靴を履き替えるとすぐにバスルームへ向かい、シャワーを浴びて不快な汗を洗い流そうとした。

自分の体を洗いながら、劉珊は実のところ自分のスタイルや容姿にとても満足していた。どんな女性も自己陶酔的なところがあるものだが、劉珊には確かにその資本があった。そうでなければ、...