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136話

薄暗い浴室で水音が続いている中、廊下に足音が響き、李強が寝室に入る音が聞こえてきた。

劉珊は体に水が付いたままでも構わず、慌てて服を着始めた。

老李は目の前の義理の妹を見つめ、パンツを履き終えたところで李強が寝室から出る音が聞こえてきた。

まさか義理の妹がこんなに気が強いだけでなく、こんなにセクシーで、こんな透け感のある刺激的な下着を身につけているとは。老李もこの時慌てていたが、目は義理の妹から離せなかった。

「兄貴、風呂終わった?劉珊が出かけたって言ってなかった?」たった一枚のドア越しに、いとこの李強の声が響いた。

老李はドアの外のいとこの声を聞きながら、目の前の劉珊の魅惑的な体を見つめた。...