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979話

「葉先生、何をしてるの?」

葉天明が動かないのを見て、肖薔薇は促した。

「ああ、ツボを探していたところだ」

葉天明は適当な理由をつけると、両手を肖薔薇の肩に置いて優しくマッサージし始めた。肖薔薇の肌は非常に滑らかで柔らかく、触れると骨が無いかのような柔らかさを感じた。彼女の魅惑的な背中や、肩紐の下の白く柔らかな肌を見つめていると、彼の呼吸は荒くなっていった。

肖薔薇は軽く唇を噛み、頬の赤みが増していた。葉天明の手のひらは広く力強く、自分の背中に触れた時、その熱さに身体が小さく震えた。そして葉天明の両手が下へと移動するにつれ、元々敏感だった彼女の身体はまったく耐えられず、電気に触れたかのように震...