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957話

肖薔薇は疑わしげな目で葉天明を見つめ、それから自分の体を見下ろした。すると顔に赤みが浮かび、慌てて胸元を隠した。しかしその突然の手放しによって、葉天明はバランスを崩し、椅子が倒れて「あいたっ」と声を上げながら落下し、そのまま肖薔薇の上に覆いかぶさった!

「きゃあ!」

葉天明は身長180センチもあり、体格も逞しい。その体重は肖薔薇が支えられるものではなく、彼女は痛みに顔をしかめた。しかし見下ろした瞬間、彼女は完全に慌ててしまった。

葉天明の頭がまさに彼女の豊かな胸に埋まっており、鼻から出る息が彼女の心を乱してしまったのだ!

彼女は慌てて葉天明を押しのけようとしたが、一方の手が葉天明の股間...