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890話

葉天明は精神を集中し、元気を引き出し続けた。約三分後、肖薔薇はすでにこの温かく心地よい感覚に陶酔していた。胸の内に次々と熱流が巡り、すでに震えていた彼女の心に、かすかな感動を与えていた。

葉天明が施術を終えると、ワンピースと下着越しではあったが、彼女の豊満さと張りを感じることができた。掌に伝わるその柔らかな感触に、彼の精神は高揚していた。

しかし肖薔薇の血瘀の気によって塞がれていたツボはすでに開かれており、もはや彼女の体に触れ続ける必要はなかった。時間が長引けば、肖薔薇が疑いを抱くのも無理はない。

彼は名残惜しそうに手を引き、肖薔薇はゆっくりと目を開けた。胸の張りつめた感覚は完全に消え、...