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865話

涂町長は満足げな笑みを浮かべた。

…………

炭鉱が操業を停止し、村の炭鉱労働者たちは皆暇人となった。青龍鎮のサービス業は一気に寂れ始めた。以前は労働者たちの消費欲を満たすため、道沿いに多くの食堂が開店していたが、炭鉱の操業停止に伴い、消費する人はほとんどいなくなった。わずか七、八日のうちに、数多くの食堂が閉店に追い込まれた。

臥龍村の炭鉱労働者たちも無職となった。炭鉱で稼ぐようになってからは、誰も農作業に手をつけなくなり、雑草は作物よりも高く伸び、畑の野菜はすべて腐ってしまっていた。

炭鉱での仕事がなくなっても、労働者たちはもはや畑仕事で苦労して稼ぐ気はなかった。怠け者たちは村の入口に集ま...