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817話

「ふん、葉天明、お前は今日ここから出られると思ってるようだが、それは不可能だ。わざわざここに誘い込んだのも、お前をこの廃墟ビルもろとも歴史の闇に葬るためだ！この未完成のビルは引き取り手がない。取り壊して大型商業娯楽施設を建てる予定でね。そしてお前の死体はトイレの下に埋めてやる。万年臭い名を残すがいい！」陳珂は異常な興奮を露わにして言った。

葉天明は鼻をこすりながら、苦笑いを浮かべた。「ご親切にどうも。だが、まだ死ぬつもりはないんでね。今すぐ許氷雲を解放するなら、お前の命だけは助けてやらないこともない」

「はははっ！夢でも見てるのか？ここは私の手下で埋め尽くされている。逃げ出せるとでも思って...