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77話

葉天明はすぐに自分の硬くそそり立つものが湿った熱い柔らかさに包まれるのを感じ、思わずぞくっと身震いした。

「葉先生、こちらにいらっしゃいますか?」

彼が心ゆくまでその感覚を楽しんでいた時、突然声が聞こえてきた。

柳韻は慌てふためき、急いで硬いものを口から離し、彼の胸に身を寄せた。その熱い体は火のように燃えるように熱かった。

葉天明は胸の内で苛立ちを覚えながらも、心の不満を押し殺して言った。「ああ、俺だ。温泉に入ってるんだ」

くそっ、ここは自分だけが入れるんじゃなかったのか?

「くすくす、やっぱりここにいらしたのね。おばさんが食べ物を持ってきたわよ」紅梅おばさんは竹籠を持って彼の方へ歩い...