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764話

「しばらくは、村の合併の件はどうにもならないな」

葉天明は軽くため息をつき、王鉄柱としばらく雑談を交わした後、珍児の家を訪れた。玄覚真人の訃報を楊桃に伝えなければならない。

玄覚真人の遺志によれば、楊桃に薬材店を任せるつもりだった。

楊桃は基本的な薬材の知識を持っているので、彼女に店を任せるのが最適だろう。

珍児の家の広い中庭で、楊桃姉さんが大きな楊の木の下に座っていた。その愛らしい顔には心配の色が浮かんでいる。

「楊桃姉さん」

楊桃は彼の声を聞くと、可愛らしい顔に一瞬の喜びが走った。「天明、あなた...どうしてここに?」

葉天明は笑いながら言った。「会いに来たんだよ。珍児と小樹はどこ?」

「...