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761話

「葉天明は彼女の少し膨らんだお腹に手を触れながら、唇を彼女の唇に重ね、器用な舌が紅梅おばさんの口内で絡み合った。

「んっ！」

紅梅おばさんはキスにうっとりと酔いしれ、全身から力が抜け、彼の腕の中によろめき、抵抗することも忘れてしまった。

「天……天明、今誰もいないから、部屋に入らない？」

紅梅おばさんは頬を赤らめ、うっとりとした眼差しで言った。この頃、特に妊娠してからというもの、そういった欲求が異常に強くなっていた。だが皮肉にも孫梁栋はまったくの役立たずで、彼女は夜になると密かに自分を慰めるしかなく、何度も葉天明を訪ねようかと考えていた。

葉天明は緊張して唾を飲み込んだ。紅梅おばさんはお腹が大...