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746話

涂鎮長は満足げに李蕊の小さな手を撫でながら、にこにこと微笑んだ。

「小蕊や、今日はどうして彼の肩を持つんだい?投資なんて簡単な話じゃないんだよ。株式市場は裏で財閥に操られてる。我々はただの羊だ!入れば刈り取られるだけさ。彼に金を渡して株に放り込んで水の泡にしたら、上からの調査が入ったら私の烏帽子は間違いなく守れないんだぞ!」

李蕊は甘えるように言った。

「涂鎮長、叶村長は小龍蝦の養殖も上手なんですよ。数ヶ月で四、五十万も儲けたって聞きましたわ。もし損したとしても、小龍蝦の養殖でお金を返せるはずです。そうでしょう、叶村長?」

叶天明は李蕊がなぜ突然自分に味方するのか分からなかったが、慌てて頷...