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717話

「葉天明は心臓がバクバクと乱れ、沈素琴がドアを開けるのを切実に待ち焦がれていた。

その時、沈素琴がドアを開けた。半透明の薄手のネグリジェが彼女の美しい身体をより一層艶やかに、そして官能的に引き立てている。雪のように白く滑らかな長い脚は羊脂玉のようだった。

豊満で丸みを帯びた双丘がネグリジェを高く盛り上げていた。

沈素琴の頬の紅潮はまだ引いておらず、恥じらいと妖艶さが入り混じった表情に、彼の心は大きく揺さぶられた。

葉天明は緊張して唾を飲み込み、目線を沈素琴の乱れたシーツへと向けた。「素琴姉さん、部屋から息遣いが聞こえたけど、具合でも悪いの?」

「え?い、いいえ…たぶん、さっき眠っていて寝言を言...