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70話

葉天明の瞳孔が一瞬にして広がった。彼は柳韻の体つきが良いと思っていたが、こんなに豊満だとは想像もしていなかった。

月の光の中で、その双丘は艶やかな輝きを放ち、豊かな膨らみが深い谷間を作り出していた。

葉天明はその谷間に顔を埋めたい衝動に駆られた。

「一発、味わいたい!」

葉天明は心の中で叫んだ。柳韻が自分の義理の母親だということも気にせずに。

「お母さん、お腹すいた」

そのとき、ドアの外から幼い声が突然聞こえてきた。

舌を絡ませていた柳韻は顔を強ばらせ、慌てて葉天明の口から自分の舌を引き抜き、粘つく糸を引いた。

「台所にサツマイモがあるわよ。まだ温かいから、今日はそれで我慢して。明日の朝、卵を...