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514話

彼が入ってきた途端、楊桃の可愛らしい顔に一抹の恥じらいが浮かび、慌ててシャワーのヘッドをひねると、温かい水が勢いよく降り注いだ。艶やかな黒髪はすぐに水に濡れ、しっとりと彼女の肌に張り付いた。

水は楊桃の滑らかな背中を伝い、豊満な双丘を通り、深い谷間から太ももへと流れ落ち、最後に床へと滴り落ちる様は、まるで砕け散った真珠のようだった。

葉天明はそれを見つめ、喉が乾き、体が無言のうちに叫んでいた。彼は急いで前に進み、二人の体は共に水に濡れた。

「て...天明、何するの?」楊桃は頬を赤らめ、震える声で言った。彼女がシャワーを浴びている最中、葉天明は彼女の背後に立ち、高く持ち上がった硬いものが彼...