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416話

「王富貴は口を大きく開けて笑い、二列の黄ばんだ歯を見せた。

葉天明は気まずそうに手を振った。「富貴おじさん、遊びたいなら遊べばいいよ。費用は僕が持つから。僕はそういう気分じゃないんだ」

「へへへ、それはありがたいな。今度二人ほどいい娘を見つけて、しっかりマッサージしてもらうとするか。あの気持ちよさったらたまらないぜ」王富貴は目を輝かせてマッサージ店を見つめた。もし海老の稚魚を見つける前でなければ、今すぐにでも入りたいところだった。

「富貴おじさん、今の急務は先に海老の稚魚を見つけることだよ。もう少しの辛抱だ」葉天明は注意を促した。

「あ、ああ、もちろんだ」王富貴はにやりと笑い、葉天明を連れて慶...