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36話

この泳ぎプールの水は少し冷たく感じたが、葉天明の長槍は灼熱そのもの、まるで燃える炭のように柳韵の両足の間を行ったり来たりしていた。

柳韵はその艶やかな体を微かに震わせ、薄い紅い唇を噛みしめながら、美しい頬には春の紅が漂っていた。

葉天明の心はますます疼き、彼女の水着を脱がせて、硬く張り詰めた長槍で思いっきり突き入れて発散したいという衝動に駆られていた。

「カシャッ……」

突然、葉天明たちの背後で唐突なシャッター音が鳴り響いた。

葉天明は心臓が跳ねる思いで、急いで振り返った。

岸辺には二人の男がいて、一人が写真を撮り、もう一人がビデオを撮影しており、二人とも葉天明と柳韵に向けてレンズを向けていた...