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279話

葉天明は胸が熱くなった。こんなに美しい若妻が情趣用品店を経営しているなんて。彼は思わず余計なことを考えてしまう。

この女性はきっと相当奔放な人なんだろう。

「お客様、何かお探しですか?」

葉天明が黙っているのを見て、美しい若妻が立ち上がって尋ねた。彼女が立ち上がった瞬間、胸の豊かな双丘が揺れ動いた。

葉天明は血が沸き立つのを感じながら、軽く咳払いをして言った。「あ、あの……ちょっと見てるだけです」

若妻は軽く笑って言った。「大人同士ですから、恥ずかしがることはありませんよ」

葉天明はうなずいた。彼女のその一言で気が楽になり、目は大胆にショーケースの情趣用品へと向けられた。

「こちらは...