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20話

「もう、早く戻って寝なさい。万が一芳ちゃんに見られでもしたら大変よ」柳韵は急かした。

「母さん、先に部屋まで送るよ。それから僕は戻るから」葉天明は言った。

「また何か悪だくみしてるんじゃないでしょうね?」柳韵は葉天明を睨みつけ、不機嫌そうに言った。

「そんなことないよ。ただ母さんをもう少し見ていたいだけ」葉天明は真摯な表情で答えた。

柳韵は軽く鼻を鳴らし、部屋へと戻っていった。

葉天明は彼女を見送った。後ろ姿からは、なんて素晴らしいスタイルなんだろう。脚が長く、腰が細く、お尻が大きく、髪は長くてストレートで黒い。特にあのゆったりとしたシルクの寝間着は、色気があって魅惑的だった。

柳韵の歩き方に...