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105話

湿り気を帯びた液体が独特の芳香と共に広がり、葉天明は胸の内に燃え上がる熱を抑えきれず、熱く火照った唇をそこに押し当てた!

紅梅おばさんは雷に打たれたかのように、その艶やかな体を震わせた。まさか葉天明がそんな場所に…唇を重ねてくるとは思いもよらなかった。

湿った舌先が彼女の敏感な部分に軽く触れ、じわじわと広がる痺れるような快感が、彼女の神経を次々と刺激していく。頬に浮かんだ赤みは水蜜桃のように、ちょっと押せば水が滲み出てきそうなほどだった!

「て…天明、だめ、そこは…汚いから…あぁっ!」

紅梅おばさんは葉天明の頭を押さえながら抵抗した。そこは今まで誰にも口づけられたことのない場所。これま...