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1004話

「叶先生、私はもともと内向的で、ある意味では暗い心を持っていた人間でした。でも、あなたの明るい笑顔と溢れるような活力が、いつも私の心を温めてくれたんです。あの時から、私はあなたに告白しようと決めていました。でも勇気を振り絞った時には、あなたはもういなくなっていて...いろいろ聞き回って、ようやく卧龙村で教育支援をしていることを知りました。あなたが進んで辺鄙な農村に赴任したと知った時、私はもう確信したんです。あなたこそが私が一生かけて追いかけたい足跡なんだって！だから家族の反対を押し切って、私もあなたを追って卧龙村に来たんです！」

肖蔷薇の吐息は蘭の香りのように甘く、その息には微かに酒の香りが...