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430話

姚淑梅は悔しさで胸がいっぱいになった。周大発から苦労して盗んできた金の延べ棒が、手元に温もりも残さないうちに消えてしまったのだ！

「何だって？」

男と彼の母親は驚いて固まった。「金の延べ棒？」

姚淑梅は頷いた。「そう、あの金の延べ棒をお金に換えたら、何万元にもなるのよ」

この時代、村には万元戸（年収一万元以上の家庭）が一軒もないのに、その金の延べ棒が何万元もの価値があるというのか？

「信じられないわ」男は鼻を鳴らした。「きっと逃げ出したいから作った言い訳でしょ」

「言い訳ですって？」姚淑梅は俯いて自分の服を見た。「私の着ているこの服、デパートでは一着何百元もするのよ！」

「私の前の...