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222話

これは呉涵にとって全くの予想外の出来事だった。彼は王徳海が蘇陵游と一度会っただけで、自ら全てを白状するとは思いもしなかった。

王徳海は崔金華に殺人のための薬を渡したこと、そして崔金華を殺人へと唆したことを認めた。

告白を終えた王徳海は、深く息を吐き出した。ようやく全てが決着し、すべてが終わったような感覚に包まれていた。

言真が蘇陵游にそのことを伝えると、蘇陵游はただ頷くだけで何も言わなかった。だが、その後一人で庭に座り込み、長い間ぼんやりと一点を見つめ続けていた。

言真は彼を邪魔せず、懸済堂を片付け、戸を閉めてから、蘇陵游の隣に腰を下ろした。

蘇陵游はまるで全ての気力を抜かれたかのように、ゆっ...