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7話

この時、劉旭も金鎖の心の内がよく分からなかった。手をさらに下へ動かすべきかどうか迷い、ただ優しく金鎖の小腹を撫でていた。

半分ほど撫でた後、劉旭は言った。「実は、さっきは嘘を言ったんだ」

「ひどい人!」金鎖は声に出して罵ったが、劉旭の手を払いのけることはしなかった。

「女の子は悪い男が好きだって聞くけどね」

「残念ながら私はもう結婚してるわ」

「結婚してても好きになっちゃいけないなんてことないだろ?」にやりと笑いながら、劉旭はゆっくりと手を下へ這わせ、湿った場所に触れた。「好きになるだけで、別に悪い男と何かするわけじゃないしさ」

劉旭がそこに触れた瞬間、金鎖はすぐさま彼の手を掴んで...