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601話

「明らかに、許静のこの手は退きながら攻めるという戦略だ。」

刘旭はもちろん許静のこの手を知っていたし、それを破る方法も持っていた。だがこういったことに多くの時間を費やす必要はなかった。結局のところ、彼はまだ玉嫂のところへ戻って一緒にいたいと思っていたからだ。

そこで刘旭は、まだ膝をついてお尻を突き出したままの許静の背後に立った。弾力のあるお尻に触れながら、刘旭の落ち着かない指は許静の谷間に沿ってゆっくりと下へと滑らせていった。

菊の花が刘旭に触れられそうになった時、許静は意図的にお尻を揺らした。そんな汚い場所を触られたくなかったのだ。

湿り気を帯びた場所まで滑り、その濡れた隙間に沿って...