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60話

「許静の反応が何もないのを見て、劉旭は自分の股間を指差した。

許静はそのようなことをしたくなかった。特に夫がまだベッドで寝ているというのに。もし彼女がこれからチュパチュパという音を立てて、夫が聞きつけて振り向いたりしたら、その不倫のような光景を夫に見られてしまう。そうなれば、夫は絶対に離婚を切り出すだろう。

とにかく、あれを咥えることは許静にとって何の得にもならなかった。

そう思い、許静は軽く首を振った。

何も言わずに劉旭はファスナーを下ろし、すでに最高の状態に達した武器を露わにした。

その様子を見て、許静の顔は一瞬で赤くなり、全身まで熱くなり始めた。まさか他の男に目の前でそれを見せられるとは...