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391話

素素の部屋の前を通りかかった時、劉旭は特に中を覗き込んだ。

ノートパソコンは開いていたが、彼女の姿はなかった。

キッチンに入ると、陳寡婦と素素が二人ともエプロン姿で立っているのが見えた。陳寡婦は炒め物をしながら、時々視界を遮る髪の毛をかき上げ、素素は既に浸けておいたイカを洗っていた。

劉旭は自分で料理をするのは好きではなかった。油煙の匂いが強すぎると思っていたのだ。だが、女性が料理をしている姿を見るのは好きだった。料理する女性を見るたびに、彼女たちの魅力がぐっと増すように感じ、一層美しく、セクシーに見えるのだ。もしこの母娘が裸にエプロンだけという姿だったら、もっとセクシーで、鼻血が出るほど...