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380話

振り向くと、前回母乳が足りなかったあの女性だった。彼女が微笑んでいるのを見て、劉旭は言った。「ここにいるよ、どうしたの？」

診療所に入ると、周莉は言った。「あなたが診療所を開いたと聞いて、わざわざ診てもらいに来たんです。この右目が最近すごく赤くて、痛くてたまらないんです。まるで砂が入ったみたいで。義母に何度も息を吹きかけてもらったんですが、何も出てこなくて」

周莉を椅子に座らせた後、劉旭は彼女に顔を上げるよう促した。

慎重に二本の指で周莉のまぶたを開き、目の充血が非常に多いものの、白目全体が赤くなっているわけではないことを確認した劉旭は、細菌感染だと判断した。この病気の治療法はシンプルで...