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176話

「彼女たちはもう寝てるから、私たちも寝よう」とベッドに近づき、何も言わず顔をまだ少し赤らめている玉嫂を見て、劉旭は思わず笑い声を漏らした。

「私の何がそんなに面白いの?」玉嫂は思わず尋ねた。

「いや、自分自身を笑ってるんだ」目を細めて、劉旭は言った。「服を着たまま寝るべきか、それとも…」

劉旭が言い終わる前に、玉嫂は「もちろん」と言った。

玉嫂が実はあの行為が起こるのを心配していることを察して、劉旭は彼女がより一層面白い人だと感じた。不思議なことに、玉嫂と過ごしたこれほど長い年月の中で、劉旭は一度も奇妙な音を聞いたことがなかった。ここで言う奇妙な音とはもちろん自慰行為のことだ。

実際...