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796話

「ジャ・ダフーを怖がらせたくなかったから、私は辛抱強く説明した。前回の海外出張でジェニーを助けたおかげで彼女の信頼を得て、今回は彼女の投資代理人として全プロジェクトに参加することになったと。給料はそれほど高くないが、実質的な権限は大きいんだ」

ジャ・ダフーは頷きながら、試すように尋ねた。「年収二十万はあるだろう?」

「五十万くらいかな」

その言葉を聞いたジャ・ダフーは驚きのあまり固まってしまった。彼はウェン・ルーユに向き直って言った。「考えてみるべきだよ。二人合わせて年収百五十万なら、七、八年働けば十分だろう。そうすれば一生、他に何かする必要もないじゃないか」

ウェン・ルーユは黙ってい...