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67話

「それにしても李明亮はなかなか目が利くよな。女性らしさが時として美しい容姿よりも大事だってこともあるからな」

今この瞬間、譚如燕がベッドの傍らに立っていた。窓から差し込む月明かりに照らされ、とても魅力的に見えた。

僕は彼女をベッドに引き寄せ、黙ったまま口づけを始めた。その感覚は本当に格別だった。特に李明亮が向かいの部屋で熟睡していることを思うと、彼のいびきの一つ一つが僕に活力を注入してくれるようだった。

少女と女性の最大の違いは、身体の未熟さだ。

これまでに譚如燕は副校長との関係があったとはいえ、出産経験はなく、身体に変化はなかった。彼女と一緒にいる感覚は、陳霊均や沈佩雅を遥かに上回るものだっ...