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272話

沈佩雅は昨日、譚如燕を売り渡してしまった。私の胸には後ろめたさでいっぱいだ。唯一できることといえば、彼女の名誉を守ることだけだった。だから朝早くから挨拶に駆けつけたのに、まさかこんな結果になるとは思わなかった。

譚如燕は無理に笑って言った。「どうせ副学長との関係はもう事実だし、知っている人が多いか少ないかの違いだけよ。書記と学長が私のことを利用して大きく取り上げたいと思っているのは分かるけど。でも問題は、この状況で私があなたの言うとおり、副学長に騙されたなんて言っても、私だってもう二十歳なのよ。誰が信じるかしら？」

よく考えてみれば、譚如燕の言い分にも一理ある。

確かに大人の男性はロリー...