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271話

教室に戻ると、曹麗芳の隣の席が空いているのが見えた。そこに座ろうとしたとき、後ろに座っていた劉懐東が手招きしてきた。

曹麗芳は私を見て微笑んだので、急いで後ろに座ることを彼女に示し、彼女が前を向き直って私が劉懐東の隣に座っているのを確認すると、もう何も言わなくなった。

「どうだった、二虎、李明亮は大丈夫なのか？」

私は首を振った。「なんとも言えないよ。殺人事件には関係なくても、少爺をやっていたのはまずい。今は売春や闇社会の取り締まりが厳しい時期だから、罰金で済めばいいけど、拘留されるかもしれないのが怖いんだ」

「学校の名前が出ることはあるのかな？」

「さあ、わからないよ。ただ天に祈るし...