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162話

「なんだと！」

「春を盗む悪党なんて、古典武侠小説にしか出てこない人物だぞ。

この濡れ衣は、俺は着ない！」

「師匠、内丹術は陰陽双修で、男女が共に修行できるって言ったじゃないですか？どうして俺のところに来ると、春を盗む悪党になるんですか？俺が薬を採取して精を気に変えた後、その精華を相手に与えれば、相手も続けて修行できるんじゃないですか？」

「お前は本当に独学の天才だな。いわゆる陰陽双修は、確かにお前の言う通りだ。お前が薬を採取して精を気に変えた後、それを女性の体内に入れれば、相手も確かにお前と同じように精を気に変えることができる」

「それなら完璧じゃないですか？」

「問題は相手も内丹術を心得て...