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989話

「お兄ちゃん!」

黛黛が悲鳴を上げた。もう見ていられないようだった。確かに彼女は度胸があり、一晩中男と愛し合う場面を経験したばかりとはいえ、こんな刺激的な光景に耐えられるはずがない。彼女は全身を鏡に押し付け、よく見れば、開かれた両脚の間の様子まではっきりと見えてしまうほどだ。

彼女のピンク色の秘所では、私の指が絶え間なく掻き回し、抜き差しを繰り返していた。愛液が飛び散り、鏡に付着し、私の手に垂れ、そのすべてを彼女は目の当たりにしていた。

花びらのようなひだが何本あるかさえ、はっきりと数えられるほどだった。

「ああ、ここにいるよ」

私は淡々と返事をした。表面上は動じていないように見せか...